水樹奈々座長公演 大いに歌う 参

まずは参加された皆さん、お疲れ様でした！
今回も相変わらず楽しかったです。
むしろ前回以上に笑えましたｗ

リア友アグスタの車で京都から東京へ行き、そのまま物販へ。
物販後に朝昼兼用のご飯にしてから、開場前に戻っていろんな方と
お会いして、ご挨拶などさせてもらいました。

今回も前回同様、昼夜両方参加させてもらいましたが、両公演とも
いい席で見ることができ、また、別の場所から見られたので、昼と夜で
違った角度で見られたので、非常に良かったです。

夜公演後は割といつものメンバーで打ち上げもでき。
時間的にバタバタになりましたが、それもいつものことというかｗ
それも含めて楽しかったです。


この後はツアーまで奈々ちゃんのイベントはお休みになります。
その分、ツアーでは思いっきり暴れたいと思います。
今回は大阪2つと九州2つ、それと余裕があれば名古屋や西武ドーム
に参加できたら、と思ってます。
鹿児島は3年近く前に行ったんですが、すごく自分好みの街だったので、
何としても行きたいですね。


座長公演の中身や感想については、長くなるので続きからどうぞｗ



まずは例によってライブパートからスタート。

ライブパート（カラオケ）

1.Lovely fruit
2.COSMIC LOVE
みっしーが出てきてMC
3.MASSIVE WONDERS（昼）　SECRET AMBITION（夜）
4.Get my drift?
軽いMC
5.Happy☆Go-Round

ハピゴは予想通りでしたねー。
ラブフルもなんか来そうな気がしてましたが、コズラブは予想外。
昼にマッシヴが来た時点で、夜にシクアンが来るとは思いましたｗ
Get my drift?はRNの中ではかなり好きな部類に入るので、聞けて
嬉しかったですね。
あの重厚なサウンドを是非チェリボの演奏で聞きたいものです。

ライブパートの後、みっしーから一足先に、と先日のフルオケの映像
をオープニングと1曲目まで公開。
その時気付いたこと。
ガイアのAメロ、1番は「DNAがShouting」で2番が「DNAがSarching」
なんですが、両方ともコールが「Shouting」に聞こえるんですよねぇ・・・。
今までもこうだったっけ？って思ったり。
俺が気付いてなかっただけかもしれませんが。

映像の後、暗転からそのままお芝居へ。

向正面の升席を潰して横一杯のステージを作り、そこからセンターに
向かって花道を伸ばし、センターに円形のステージ、というステージの
作りでした。
およそ芝居には向かないのは間違いないですが、奥行きが出たことで
面白いとも思いました。


最初に白い着物を着た女性が出てきて、姫を呼ぶ。
2人になって逃げるか里に留まるかを議論しているところへ追手。
止めに入る男2人組。
もう1人の男が呼ばれ、更にトリゴイの女性が現れる。
先の女性2人をトリゴイの女性が逃がしつつ、2人組の男ともう1人の男が
追手を追い払う。

暗転してのナレーション。

諸国漫遊の旅をしつつ、世直しをするお話といえばそう。
今回のテーマは水戸黄門でした。

徳川光圀・・・水樹奈々
佐々木助三郎・・・保村真
渥美格之進・・・小西克幸
八兵衛・・・杉田智和
お銀・・・沢城みゆき
弥七・・・浅沼晋太郎
松本源太郎左衛門・・・松本保典
紅・・・名塚佳織
シロガネ・・・宮野真守
ひかりの姫宮・・・能登麻美子
おはね・・・福圓美里
作・演出・・・浅沼晋太郎


最初に出てきた女性がおはねこと福圓美里、姫が能登さん。
2人組の男が助さんと格さん、その後の男が八兵衛。
トリゴイの女性がお銀、です。

松本さん演じる悪代官、松本源三郎左衛門と名塚さん演じる紅の2人が
里の祭りを中止させようとするのを、黄門様御一行が止めさせる、という
のが大筋。
その中に竹取物語の要素を取り入れ、月に帰ったかぐや姫が、お世話に
なったおじいさんとおばあさんにお礼を言いに来た、という設定。

細かいストーリーを言うと余りにも長くなるので割愛しますが、とにかく
終始笑いっぱなしでしたｗ
杉田はもちろんですが、マモも大概酷かったｗ
松本さんが振った「世界の動物シリーズ」とかｗｗｗ
杉田とマモに限らず、皆がネタ満載でした。
DVD・BDになるのが決まっているので、詳しくはそっちを見て笑ってくださいｗ
あと、名塚さんとみゆきちがセクシーでした←

劇中で歌った曲は2曲。
美空ひばりさんの「お祭りマンボ」と、都はるみさんの「千年の古都」。
奈々ちゃんがひばりさんが好きなのはよく知られてますし、千年の古都は
奈々ちゃんがデビューするきっかけとなった曲。
そういう意味で、今回のこの2曲は重みがありました。


演技については、出演者のうち何人かは劇団にも所属していることもあって、
身振り手振りを含め上手いなと思うことが多かったです。
保村さんは舞台をやっていないにもかかわらずあれだけの立ち回り、元々の
演技力が高いのだと思います。
舞台やればいいと思うんやけど。勿体ない。
各人アドリブ要素も結構多く、昼と夜で表現やセリフが違う部分が所々ありま
した。
個人的には侍や村人に扮していたパフォーマーの方々の演技が特に良かった
です。
専門だからというのはあるでしょうが、さすがというか、すごいなと思いました。
祭の時のエキストラ的な部分での演技が特に印象的でした。
セリフもないのに長い尺をそれらしく繋ぐのはすごく難しいと思うので。

批判っぽくはありますが、奈々ちゃんに関してはやっぱりな、という感じ。
多分奈々ちゃんだけほとんどアドリブなかったんじゃないかな。
昼と夜でほとんどセリフ変わってなかったし。
何というか、奈々ちゃんの性格的にきっちりこうしないと、っていう部分がある
のがかなり影響してると思うんですが、動きが定まりすぎてる。
良く言えば安定した動きができるけど、悪く言えば融通が利かない。
頭で考えすぎてるのかなあ、と。
ここはこう、ここはこう、っていうのがありすぎる気がする。
とどのつまり、アドリブに弱い、ってことなんやけど。
あと、表現力の幅が少し狭いかな、と

なんて、浅い知識しかない人間が語っても説得力ないでしょうけど。
ただ、昔から芝居は好きな人間なので、そういうところは結構目に付いたり。
奈々ちゃんは最近多いカチッとした役よりも、もっと柔らかい雰囲気の役の
方が合ってる気がするんやけどなぁ。
そう思うのは俺だけだろうか。


物語の締めに千年の古都を歌って、演劇パート終了。
演者の紹介、この舞台の感想等を伺って、奈々ちゃん以外は退場。
代わりにみっしーが登場して、ツアー詳細の告知。

夏のツアーも「かかってこーい！」ってして、公演終了でした。


国技館、というあまり行くことのない場所、まして他にはない升席で見られた
というのは、本当に貴重な経験でした。
全体通して本当に満足度の高いイベントでしたし、また次も是非参加したい
ですね。
願わくば、今回のキャストを全員出演してもらいたいな、なんて。